« 神経症再発の危険性について | トップページ | 神経症克服のための行動が取れない人は一生苦しみ続ける »

2013年4月 7日 (日)

不安を寄せ付けない自分になるために必要なこと 神経症克服のコツ

生きていれば多くの困難に直面します。
普通はその苦境は一時的なものだったりしますが、神経症の場合、それが常にずっと付いて回るという性質があります。

その時の不安感が恒常化すると、身も心もすっかりと症状に呑み込まれ、不安がさらなる不安を呼ぶ悲劇がおこります。
その時に、神経症の人は、いちいちその不安をかまってしまいます。
最初の不安を何とか消したり、しのいだりしたとしても、次にまた第二の不安をかまってしまいます。

そして第三、第四の不安の対処法だけをやって人生を送ってしまいます。
あっというまに50,60,70歳になってしまうのは、先人の多くがおっしゃっていることです。
神経症は老人はかからないし、老人になったら神経症が消滅していると思っていませんか?
そんなことはなく、実際に老人になってもずっと神経症のまま生きているのが現実です。

人生を考えた時に、何のために生まれてきたか考えてください。
不安の対処法をするためだけに生まれてきたのかというと、決してそうじゃないはず。
もっともっと命を躍動させるために、一度だけの人生を送るほうがいいに決まっています。

でもそんなことをいったところで、目の前の不安を対処するしかないじゃないか、と思われるはず。
それは私もよく分かることで、そればっかりやっていました。
その結末が不安ばっかりの人生を吸い寄せる神経症人間になってしまった。

しかし、不安をいちいち構っていたのでは、もともとなかった不安を第二、第三の不安として作り上げてしまいます。
不安はもともと存在するもののほかに、自分が勝手に想像の世界で創造してしまうものがあります。
すくなくとも想像の世界で、もともと存在しないことを肥大化増幅させて、不安感を持ってしまうことだけは避けなければならないと思います。

だから、不安と闘おうとすることや、避けようとすることだけはしないほうが良かったです
それをしていたのでは、永遠に不安の渦の中で何のせいかもあげないまま心も体も朽ち果てていきます

そのためには割り切りの能力が必須になります。
これを持っている人と持てない人は、天地の差が出ます。
割り切りは考えていたのでは決して身につきません。

不安の中で生きてやる、という覚悟のみが、割り切りの能力を作り上げてくれました。
不安があることを割り切れるということは、第二、第三と続く不安をも排除してくれる力があります。
そして割り切りがついてくると(最初から割り切れるはずがないので、徐々にでいいと思います。焦らないでください)、今度は都合よく不安な出来事を捉えることが出来るようになっていきます。

そうなると不安は逆にエネルギーになってくれます。
そもそもの不安が不安でなくなってくれるようになります。
不安を感じないという人間がたまにいますが(岩波先生がその最たる例です)、そのような割り切りの能力があるからなのです。

不安と戦って打ち消そうとする行為自体、自分で不安を引き寄せてしまっています。
だけど、それをみんなやってしまうのが神経症の怖いところです。
だから、何をやっても神経症を克服することが難しい。
この罠に気づける人だけが、克服への道のりを歩めるんだと思います。

まずは不安にどう対処していったか、それがいかにまずかったから認識することが第一歩です。
そして危機感を高めてください。
それが神経症を解決できる原動力となってくれます。

« 神経症再発の危険性について | トップページ | 神経症克服のための行動が取れない人は一生苦しみ続ける »

神経症克服に何が足りないのか」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 神経症再発の危険性について | トップページ | 神経症克服のための行動が取れない人は一生苦しみ続ける »

無料ブログはココログ

神経症克服唯一の方程式を解いた人たちのリンク